プレゼンの質疑応答:質問と根拠の対応表 説明のために作成した練習用の架空事例です。顧客データや製品の評価結果ではありません。 本編で求める判断 架空の依頼処理について、次の条件を管理した試験に合意する。 社員 20 人が依頼を 60 件提出し、42 件が 5 分以内に完了した。 42 / 60 = 依頼の 70%。社員の 70% ではない。 従来の方法との比較可能な結果、費用削減、展開日は提示されていない。 A1 — 定義と対象 想定質問:70% とは何の割合か。 現在のスライド番号:[資料の順序を確定してから記入] 短い回答:試験中の依頼 60 件中 42 件が 5 分以内という基準を満たした。依頼件数は人数ではなく、ほかの環境での性能を示すものでもない。 ページに必要な内容:分子、分母、単位、集計対象。実際の事例では出典・期間・計測開始点と終了点の定義。 戻り先:本編最後の判断を求めるスライド。 A2 — 選択肢と不足している根拠 想定質問:従来の方法を続けないのはなぜか。 現在のスライド番号: 短い回答:選択肢を比較できる条件で評価する必要がある。提案は追加の条件を管理した試験であり、優位性の主張ではない。 ページに必要な内容:従来の方法と範囲を限定した試験。それぞれの次の行動、手元の根拠、未解決の問い。 戻り先:本編最後の判断を求めるスライド。 A3 — 展開の前提条件 想定質問:全部署が使えるのはいつか。 現在のスライド番号: 短い回答:日付は約束していない。試験の範囲、評価基準、支援体制、判断の責任者について合意が必要。 ページに必要な内容:各条件の実際の状態(合意済み・提案中・未決定)。架空の日程や節目を作らない。 戻り先:本編最後の判断を求めるスライド。 答えが出ていない質問の例 質問:社員一人あたり、週にどれだけ時間を削減できるか。 根拠のある回答:この事例は依頼が基準時間内に完了したかを測っており、社員の削減時間は測っていない。比較可能な基準値と、時間の使い方の測定が必要。 推測してはいけないこと:削減時間、生産性、費用削減、因果効果。 繰り返し使える対応表の一行 質問: 確かめられている主張: 根拠ページのラベル・現在の番号: 根拠に基づく一文の回答: 出典と限界: 戻り先: 答えられない場合:必要な根拠、調査を引き受けた人、現実的な回答日、回答方法。 順不同のリハーサル 1. 最初に展開時期を聞く。 2. 分母が何を数えているか聞く。 3. 裏付けのない削減額・削減時間を聞く。 4. 従来の方法を選ばない理由を聞く。 5. 発表者に本編の判断スライドへ戻ってもらう。 実際に探しにくかった箇所や、誤ってノートを見せた場面を記録する。成功した結果をあらかじめ記入しない。 本番前の確認事項 順序を変えたらスライド番号を見直す。 実際に使うアプリ、ディスプレイ、画面共有の組み合わせで確認する。 書き出し・読み込み後に、移動用のリンクを確認する。 非表示スライドも PowerPoint ファイルの中に残る。非表示は機密保護ではない。 相手に渡すコピーを別に作り、そのファイルを確認してから共有する。