マトリクス表は、縦軸と横軸の2つの基準で情報を整理する図表です。比較・分類・優先順位づけなど、ビジネスのあらゆる場面で使われていますが、「どの型を選べばいいか分からない」「軸の決め方に迷う」という声もよく耳にします。この記事では、マトリクスの基本から種類の使い分け、作り方のステップ、実際の活用事例まで体系的に解説します。強み・弱みと機会・脅威を整理する用途では、SWOT分析の手順に沿って内部要因と外部要因を分けて扱います。

マトリクスとは?意味と基本を解説
「マトリクス」という言葉の意味
数学の「行列」は、数値などを行と列に並べたものです。資料作成では「マトリクス」という言葉を、項目の対応を示す表や、2つの基準で分類する図にも使います。
ビジネスや資料作成の文脈では、この「格子状に情報を並べる」というイメージが転用されています。縦軸と横軸の2つの基準を設けて、その交点に情報を配置することで、複数の要素を一覧で整理・比較できる図表——それが「マトリクス表」や「マトリクス図」と呼ばれるものです。
難しく考える必要はありません。要するに「2つの軸で情報を整理する表や図」と理解すれば十分です。

マトリクス表・マトリクス図・マトリックス図法の違い
実務では混同されがちですが、これら3つはニュアンスが少し異なります。
マトリクス表は、行と列に項目を並べて、セルに情報を入力する形式です。比較表や機能一覧のように、「内容を整理して読みやすくする」用途が中心です。
マトリクス図は、表の形にとどまらず、4象限図やポジショニングマップのように「位置関係や分布を視覚的に見せる」用途で使われることが多い表現です。グラフに近い使い方をするケースも含まれます。
マトリックス図法は、要素同士の関係を行と列で整理する品質管理の手法です。日本科学技術連盟の用語集では、新QC七つ道具の一つに位置付けられています。
この記事では、項目を並べる表と、位置や区分で示す図を用途に合わせて使い分けます。最後に紹介する中心から発想を広げる格子は、2軸で評価する図とは目的が異なります。

マトリクスがビジネスで浸透している背景
表や図にすると、同じ項目を横に読み比べたり、複数の基準の関係を確認したりできます。ただし、説明や条件を省きすぎると、比較の意味が伝わらなくなります。
特に、複数の選択肢や要素を同時に比べる必要がある場面では、文章での説明に限界があります。「AはコストがかかるがスピードはBより速い。Cはコストが低いが機能が限定的で…」という説明を読み解くより、マトリクス表で一目見る方が、判断のスピードが格段に上がります。
プレゼン資料や提案書でも、マトリクス表が一枚あるだけで、説明の流れが整理されて伝わりやすくなります。
マトリクス表が多くの場面で使われる理由

全体像が一目で把握できる
マトリクス表の最大の強みは、「たくさんの情報を一画面・一ページに収めて、関係性ごと見渡せる」点にあります。
たとえば、10種類のサービスを6つの評価軸で比較する場合、文章で書けば読み込むのに時間がかかります。しかしL型マトリクス表にすれば、10×6のセルにまとまり、縦横どちらの方向にも読み比べられます。「機能Xに対応しているサービスはどれか」「サービスAは全体的にどう評価されているか」の両方の問いに、同じ一枚の表で答えられます。
要素の洗い出しと棚卸しがしやすい
マトリクスを作る過程自体に、思考整理の効果があります。軸を決めて要素を配置しようとすると、「あれも入れるべきでは」「この項目はどこに分類されるか」という問いが自然に生まれます。この過程で、抜け漏れや重複に気づきやすくなります。
MECEという言葉があります。「Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive」の略で、「ダブりなく、漏れなく」という意味です。マトリクスの格子状の構造は、このMECEを意識して情報を整理するのに適したフレームワークの一つです。
優先順位の判断を共有しやすい
個人でタスクを整理するだけでなく、チームや上司・クライアントと判断を共有する場面でも、マトリクスは力を発揮します。「なぜこの施策を優先するのか」という根拠を言葉だけで説明するより、重要度と緊急度をマトリクスで示した方が、合意形成がスムーズになります。
主観的な判断も、マトリクスに落とし込むことで「評価軸に基づいた判断」として可視化できます。議論のたたき台として機能するため、会議の効率化にも貢献します。
マトリクス図の種類と使い分け
マトリクスには複数の種類があります。目的に合った型を選ばないと、せっかく作っても伝わりにくい図になってしまいます。代表的な5種類と、それぞれの特徴・向いている用途を整理します。

L型マトリクス
L型は、行と列に2組の項目を並べ、交点に関係や評価を記入する形式です。機能比較や、担当者と業務の対応を整理する表に使えます。
向いている用途:
- 複数サービスや製品の機能・価格・サポート体制などを比較したい
- 業務担当者と責任範囲の対応関係を整理したい
- 要件と対応ステータスをチェックリスト形式で管理したい
「まずマトリクスを作ってみたい」という方は、このL型から始めるのが一番入りやすいです。Excelやスプレッドシートでもそのまま作れます。
記入する内容: 数値・○×△などの記号・短いテキスト
4象限マトリクス
縦軸と横軸のそれぞれを「高・低」や「大・小」などの2区分で分けて、4つのエリアに要素を分類する形式です。ビジネスフレームワークの中でも特に広く使われており、「緊急度×重要度マトリクス」は個人のタスク管理からチームのプロジェクト管理まで幅広く活用されています。
向いている用途:
- タスクの優先順位を整理したい(重要度×緊急度)
- 施策を評価・選別したい(効果×実現可能性)
- 競合製品を分類したい(価格×品質)
分類後は、各領域をどう扱うかを決めます。重要度と緊急度なら「今すぐ対応」「予定を確保」などが候補ですが、担当者の能力や期限なども確認して判断します。
マッピング型マトリクス(ポジショニングマップ)
要素を座標軸上の点としてプロットして、位置関係や分布を視覚的に見せる形式です。表というより、散布図に近いイメージです。
向いている用途:
- 競合他社との差別化ポイントを明確にしたい
- 市場の空白地帯(ポジショニングの機会)を見つけたい
- 自社商品ラインナップの立ち位置を整理したい
「価格帯×機能の豊富さ」なら、同じ条件で価格と機能を調べて配置します。空白の領域があっても需要があるとは限らないため、顧客の要望や実現可能性も調べる必要があります。
T型・X型マトリクス(品質管理向け)
T型は共通の項目群を持つ2つのL型を組み合わせ、3組の項目の関係を示します。X型では4組の項目について、隣り合う組の対応を4つのL型で整理します。すべての組み合わせを自動的に網羅する図ではありません。
T型の例: 製品ラインナップ(A)× 顧客セグメント(B)、製品ラインナップ(A)× 販売チャネル(C)を一枚の図に統合する
X型の例: 上記にさらに供給拠点(D)を加えて4要素の関係を整理する
情報量が多くなるため、汎用的な資料作成よりも、工程分析や品質保証の文書作成に向いています。
中心から発想を広げる格子(DMMなど)
中心に目的やテーマを置き、周囲のマスに関連する要素を書き出す方法です。ここでは目標や施策を広げるための補助的な格子として紹介します。2軸で比較・評価するマトリクスとは区別して使います。
向いている用途:
- 1つのテーマを深掘りして施策やアイデアを網羅的に出したい
- 目標に対する具体的なアクションプランを構造化したい
企画の初期段階で、関連する課題や施策を書き出す用途に使えます。すべてのマスが埋まっても、必要な観点がそろったとは限らないため、別の人の視点や資料でも見直しましょう。
迷ったときの選び方早見表
| 目的 | 推奨タイプ | 代表的な使い方 |
|---|---|---|
| 複数の要素を比較・整理したい | L型 | 機能比較表、担当マトリクス |
| 優先順位をつけたい | 4象限 | 重要度×緊急度、効果×コスト |
| 位置関係・差別化を見たい | マッピング型 | ポジショニングマップ |
| 多要素の関連を整理したい | T型・X型 | QC分析、工程管理 |
| 1テーマを深掘りしたい | DMM | 企画立案、目標設計 |
マトリクス表の作り方【5ステップ】
マトリクスを作る際に「なんとなく作り始めたけど、結局何が言いたいか分からない図になった」という経験をした方は少なくないと思います。それを防ぐには、順番通りに考えることが重要です。

Step 1:目的を明確にする
最初に「このマトリクスで何を判断・整理・伝えたいのか」を一文で言えるようにします。
良い例:「3つの施策候補を、コストと期待効果の2軸で評価して、優先順位を決める」 曖昧な例:「施策についての情報をまとめる」
目的が曖昧だと、後のステップで軸が定まらず、情報を詰め込みすぎた「何となく多い表」になります。まず目的を固めることが、後工程を一番スムーズにする近道です。
また、「誰に見せるための図か」も意識してください。社内の意思決定者向けなのか、クライアントへの提案書用なのか、チーム内の作業管理ツールとして使うのかによって、必要な軸や情報量が変わります。
Step 2:マトリクスの種類を選ぶ
目的が決まったら、前章の5種類の中から用途に合ったタイプを選びます。
比較したい → L型
優先順位を決めたい → 4象限
市場での立ち位置を見たい → マッピング型
ここで複雑な型を選ぶ必要はありません。伝わりやすさが最優先で、シンプルな型の方が読み手の理解が速くなります。初めてマトリクスを作る場合は、L型か4象限のどちらかでほぼカバーできます。
Step 3:軸を決める
マトリクス作りで最も重要な工程です。軸の質がそのままマトリクスの質を決めます。
良い軸の条件:
- 目的に直結している(「何のための軸か」がはっきりしている)
- 見る人全員が同じ意味で理解できる(定義が明確)
- 縦軸と横軸が異なる観点を表している(統計的な独立性を必須とする意味ではない)
- 比較や分類の基準として機能する
軸の例:
- タスク管理 → 重要度 × 緊急度
- 施策評価 → 期待効果 × 実現にかかるコスト
- 競合分析 → 価格帯 × 機能の豊富さ
- 事業評価 → 市場成長率 × 自社の競合優位性
避けるべき軸:
- 「良い・悪い」のような主観的で定義できない言葉
- 「コスト × 費用」のような実質的に同じ意味の軸
- 測定基準が人によってバラバラになりそうな軸
チームで作る場合は、軸の定義を事前に合意しておくことを強くおすすめします。同じ「重要度」という言葉でも、「売上インパクトの大きさ」と捉える人と「戦略的な優先度」と捉える人がいると、配置がバラバラになります。
Step 4:要素を書き出して配置する
軸が決まったら、分析対象の要素を洗い出して、適切な位置に配置します。
L型マトリクスの場合は、縦と横それぞれに何を置くかを整理します。横に評価軸を並べ、縦に比較対象を並べると、読みやすくなることが多いです。
4象限やマッピング型の場合は、各要素が2つの軸に対してどの位置に当たるかを評価して配置します。この評価を主観だけで行うと、後で「なぜここに置いたのか」を説明できなくなります。できるだけ定量的なデータや、チームで合意した評価基準をもとに配置するのが理想です。
また、要素を配置する際に意識したいのが「情報を詰め込みすぎない」という点です。1つのセルや領域に多くのテキストが入ると、マトリクスではなく「読み物」になってしまい、一目で把握するという本来の目的が達成できなくなります。
情報量を抑えるコツ:
- 1セルに入れるテキストは短く(キーワードや記号が理想)
- 詳細な説明は別の補足スライドや注釈に分ける
- 似た要素は統合してシンプルにする
Step 5:数値・記号を加えて見やすく仕上げる
最後に、マトリクスを「一目で内容が伝わる状態」に整えます。
○△×や1〜5のスコアを使う場合は、意味と判定条件を凡例で示します。数字に変えても主観が消えるわけではありません。評価者、根拠、確認日、不明な項目を残しておくと、判断の違いを検討できます。
色分けは意味のある箇所だけ使う:
4象限の各エリアや、優先度が高い行を色で強調するのは効果的です。ただし、装飾目的で色を増やしすぎると、視覚的にうるさくなって肝心の情報が埋もれます。「この色には意味がある」という状態を保つことが大切です。
軸ラベルと見出しは短くわかりやすく:
軸名が長い文章になっていると、それだけで読み解く時間がかかります。「実現可能性(1〜5)」「期待効果(小・中・大)」のように、一目で評価基準が分かる形にします。
タイトルを付ける:
マトリクス図には必ずタイトルをつけてください。「競合ポジショニングマップ(価格×機能性)」のように、軸の内容を含めたタイトルにすると、見た人が直感的に何の図かを理解できます。
マトリクス図の活用事例4選
マトリクスがどのように使われているかを、代表的なフレームワークを通じて見ていきます。いずれも実務でよく登場するものなので、知っておくと資料の選択肢が広がります。

SWOT分析
SWOT分析は、自社や事業の現状を「強み(Strength)・弱み(Weakness)・機会(Opportunity)・脅威(Threat)」の4象限で整理するフレームワークです。
内部環境(強み・弱み)と外部環境(機会・脅威)を組み合わせることで、「強みを使って機会をどう取り込むか」「弱みを補いながら脅威にどう対処するか」という戦略の方向性を議論できます。
マーケティング戦略の立案、新規事業検討、競合参入への対応策など、幅広い場面で使われており、経営層への報告資料にも頻繁に登場します。作り方はシンプルですが、軸の中身(各象限に何を置くか)の質が分析の深さを左右します。
重要度×緊急度マトリクス(アイゼンハワーマトリクス)
重要度と緊急度でタスクを4つに分け、対応の優先順位を考える図です。下の表は判断の出発点で、委任できる相手や実際の期限も踏まえて調整します。
| 緊急度が高い | 緊急度が低い | |
|---|---|---|
| 重要度が高い | 今すぐやる | 計画的にやる |
| 重要度が低い | 人に任せる | やらない・後回し |
チームのタスク管理、プロジェクトの優先順位決め、個人の業務整理など、あらゆる場面で使えます。特に「何でも緊急扱いにしてしまう」「重要な仕事がいつも後回しになる」という問題を抱えているチームが、この図を使って優先順位を整理し直すケースはよく見られます。
PPM分析(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)
BCGのグロースシェア・マトリクスは、市場成長率と相対的市場シェアの2軸で事業や製品を整理します。相対的市場シェアは競合との比較であり、自社の売上構成比とは異なります。
- 花形(Star): 成長率・シェアともに高い。投資を続けて育てる
- 金のなる木(Cash Cow): 成長率は低いがシェアが高い。安定的に収益を生む
- 問題児(Question Mark): 成長率は高いがシェアが低い。投資するか撤退するか判断が必要
- 負け犬(Dog): 成長率・シェアともに低い。継続の意義や撤退を検討する
事業ポートフォリオ全体を俯瞰して、どこにリソースを集中させるべきかを戦略的に判断するために使います。経営会議や中期計画の議論では定番のフレームワークです。
アンゾフの成長マトリクス
イゴール・アンゾフが提唱した成長戦略のフレームワークで、「製品(既存・新規)」と「市場(既存・新規)」の2軸で4つの成長戦略の方向性を整理します。
| 既存市場 | 新規市場 | |
|---|---|---|
| 既存製品 | 市場浸透 | 新市場開拓 |
| 新規製品 | 新製品開発 | 多角化 |
既存・新規の市場と製品を区別し、成長戦略の候補を整理します。多角化では新たな知識や能力が必要になりやすいものの、実際のリスクは投資規模、顧客、競争などの条件を含めて評価します。
マトリクス表作成時の注意点
便利なマトリクスですが、使い方を間違えると効果が半減します。実務でよく見られる落とし穴と、その対策を整理しておきます。

細かい情報が抜け落ちるリスクがある
マトリクスはシンプルに整理できる反面、2つの軸に収まらない情報は自動的に除外されます。「軸に沿って整理できた」という安心感の裏で、実は重要な要素を見落としている可能性があります。
対策としては、マトリクスだけで分析を完結させようとしないことです。詳細なデータや補足説明は別資料で示し、マトリクスはあくまで「概要の整理・判断の補助」として使う位置づけが適切です。また、作成後に「この軸に入らなかった重要な要素はないか」を確認するステップを入れることをおすすめします。
主観による評価のバラつきが生まれやすい
特に4象限やマッピング型で要素を配置する際、どこに置くかの判断が人によって異なることがあります。同じ施策でも、「これは重要度が高い」と判断する人と、「中程度で十分」と考える人がいると、マトリクスの内容に説得力が出ません。
これを防ぐには、評価基準を事前に合意しておくことが重要です。「重要度が高い=四半期の売上目標に直接影響する」のような具体的な定義を設けると、評価のブレを最小化できます。複数人で評価する場合は、個別に評価してから結果をすり合わせる方法も有効です。
軸の選び方が分析の方向性を決めてしまう
どの軸を選ぶかによって、見えてくる結論が変わります。「コスト×期間」で施策を評価した場合と「効果×リスク」で評価した場合では、同じ施策でも優先順位の結論が異なることがあります。
これはマトリクスの特性として理解しておくべき点で、「どの軸で見るか」を選択する段階で、すでに一定の前提が入り込んでいます。複数の軸の組み合わせで複数のマトリクスを作り、異なる視点から検証することで、より偏りのない分析ができます。
マトリクス図をもっと効率よく作るには?ツール活用のすすめ
手作りの限界と効率化の必要性
ExcelやGoogleスプレッドシートでも、L型マトリクスや基本的な比較表は作れます。しかし実際に作ってみると、セルの幅・余白・フォントサイズ・色の調整など、見た目を整える作業に思いのほか時間がかかることに気づきます。
Excelでは表だけでなく散布図を使う方法もあります。数値から位置を決めるならグラフ、説明用の概念図ならPowerPointの図形など、更新方法も考えて選びます。
また、資料として仕上げる場合は、「マトリクスのデザインを整える時間」よりも「軸の設計や内容を考える時間」に集中したいはずです。
こうした状況で、専用のプレゼン・資料作成ツールを活用することは、実務的な選択肢として十分に検討する価値があります。
ツールを使うメリット
資料作成ツールを活用するメリットは、単に「見た目がきれいになる」だけではありません。
テンプレートがそのまま軸設計のヒントになる: よく使われるマトリクスのテンプレートが用意されていると、「どんな軸の組み合わせがあるか」を参考にしながら自分の目的に合ったものをカスタマイズできます。
チームでリアルタイムに共同編集できる: 複数人でマトリクスの内容を議論しながら作れると、認識のズレをその場で修正でき、PDCAのサイクルが速くなります。
スライドとして直接共有できる: マトリクス図を含む資料を、そのまま会議で使ったりクライアントに送ったりできると、加工の手間が省けます。
Presentiでマトリクス表を含む資料を作成する
マトリクス表や分析資料の作成に使えるツールとして、Presentiが選択肢の一つとして挙げられます。

Presentiは、AIを活用したプレゼンテーション・資料作成ツールです。文章やキーワードを入力すると、構成案を自動で提案してくれる機能があり、「どんな流れで資料を作ればいいか」が分からない段階から使い始められます。
マトリクス図を含む資料作成の観点では、以下の点が実用的です。
比較や分類を示すレイアウトを選べる: 表や図を配置しやすいテンプレートを選び、軸、ラベル、凡例、出典を編集します。
AIが構成を提案してくれる: マトリクスをどのスライドに入れるか、前後の説明とどうつなげるかなど、資料全体の流れを考える際にAIのサポートを受けられます。
チームでの共有・フィードバックがスムーズ: 作成した資料をそのまま共有・共同編集できるため、マトリクスの内容について複数人でフィードバックしやすい環境が整っています。
定期的にマトリクスを含む提案書や分析資料を作る機会がある方は、こうした専用ツールの活用を検討してみることをおすすめします。作業の効率化だけでなく、資料の品質を安定させる効果も期待できます。
まとめ
マトリクスを作ったら、軸の定義と配置の根拠を説明できるか確認しましょう。Presentiで資料の下書きを作る場合も、評価値や比較条件は元の資料に照合し、判断できない項目は不明として残します。