研修の振り返りをスライドで報告するときは、受講内容を並べるだけでなく、何を学び、業務でどう生かすのかを示します。この記事では、新入社員向けの構成例と、Presentiで下書きを作って確認する流れを紹介します。

新入社員の研修報告スライド:構成例とAIで下書きを作る方法

研修報告で伝える内容を整理する

まず、報告の目的、発表時間、提出形式を確認します。発表しながら説明する資料か、後から読んでもらう資料かによって、補足の量を調整しましょう。

研修報告は、学んだ内容、自分の気づき、今後の行動に分けると整理しやすくなります。抽象的な感想だけで終わらず、演習や業務例を1つ添えましょう。AIに下書きを依頼する際も、この3要素を具体的に渡します。研修メモを整理できたら、文章からプレゼン資料の下書きを作る機能に入力する内容として使えます。

電話応対の研修なら、「学んだ内容:要件と折り返し先を確認する」「気づき:演習で相手の名前の復唱を忘れた」「今後の行動:応対メモに確認欄を設け、次の演習で試す」と書けます。「コミュニケーション力が向上した」と言い切るよりも、できたことと次に試すことが分かる報告になります。

研修向けスライドの編集画面例

研修報告の下書きに使える「Presenti」とは?

Presentiでは、研修テーマや手元の文書をもとにスライドの下書きを作れます。新入社員向けであれば、専門用語の説明や具体的な業務例を加えると理解しやすくなります。

生成後は、社内用語、敬語、日付、担当者名を確認します。日本語と英数字が混ざる箇所や、長い見出しの改行も見直しましょう。

テーマやメモから下書きを作成できます。Word・PDFの取り込みは有料プランの機能です。無料プランは限られたAIクレジットで試せますが、会社の資料を入力してよいか先に確認してください。

Presentiのテーマ入力とテンプレート選択画面の例

Presentiで研修報告の下書きを作る手順

テーマに「新入社員研修の振り返りと今後の目標」と入力するだけでなく、実際に受けた研修、演習で気づいた点、今後取り組むことを添えます。生成された構成が自分の経験と一致しているか確認しましょう。

短い報告なら、1枚目に研修名と報告の要点、2枚目に演習の場面と自分の対応、3枚目に次に試す行動を置く構成から始められます。電話応対の例では、2枚目で名前の確認が抜けた場面を説明し、3枚目で応対メモの変更点を示します。研修資料をそのまま再掲するより、自分が何に気づいたかを伝えやすくなります。

次に、社内の指定に合うテンプレートを選びます。学んだことと今後の行動が見つけやすいように配置し、文字が多い場合は短くするかスライドを分けます。

必要な図を追加し、数値と表記を確認します。PPTXへの書き出しは有料プランで利用でき、PowerPointで開いて表示を見直せます。書き出しただけで確認が済んだと考えず、発表の練習も行いましょう。

研修資料の書き出し形式を選ぶ画面例

文章と図表を編集した後に確認すること

仕上げでは、見出し、本文、図表の位置をそろえます。細かな装飾よりも、報告の要点が伝わることを優先しましょう。

文章を編集した後は、改行や図形との重なりを確認します。文字を小さくして収めるより、説明を分割する方が読みやすい場合もあります。

【活用シーン別】新入社員がすぐ使えるスライド構成テンプレート

研修の内容に合わせて、Presentiで生成する際の「指示(プロンプト)」のコツをいくつか紹介します。

  1. 自己紹介・抱負:所属、これまでの経験、今後取り組みたいことを整理します。強みには具体的な経験を添え、希望と実績を分けます。
  2. 業務フローの説明:作業の順序、担当者、確認点を入力します。生成後に矢印とラベルを原資料と照合します。
  3. プロジェクト報告:PREP法なら、結論→理由→具体例→結論の順に整理します。進捗、課題、次の対応と期限が分かるように補います。

どの構成でも、自分が経験したことと今後の予定を区別します。実施していない業務や成果を、AIの文章のまま自分の実績として書かないようにしましょう。

さまざまなデザインのテンプレートが並ぶ一覧

FAQ:よくある疑問にお答えします

Q:AIを使うのは「手抜き」だと思われませんか?

AIの利用可否は、社内ルールと課題の目的によります。利用が認められる場合も、自分の経験や考察を入力し、生成された内容を確認してください。利用の申告が必要な場合は、その指示に従います。

Q:セキュリティが心配です。

資料を入力する前に、社内のAI利用規定を確認します。個人情報や機密情報は、利用が許可されている範囲に限り、共有先と契約条件も確認してください。

Q:デザインの知識がなくても大丈夫ですか?

テンプレートを出発点にできます。文字の大きさ、配色、図表の見やすさを確認し、必要なら先輩や担当者に読みやすさの確認を依頼しましょう。

まず1つの研修を選び、学んだ内容、気づき、次の行動をメモにまとめてみましょう。Presentiの編集機能で下書きを整えた後は、自分の言葉で説明できるかを確認してから報告に使います。