組織図は、誰が機能を担い、誰に報告し、どこに判断権があるかを示します。採用、導入、運用判断を支援する図で、作業の受け渡しや参加関係には別のRACIが必要なことがあります。承認済みブリーフから下書きを作成できます。ルール、データ、関係はチームが確認します。

判断と基準日を先に書く
聴衆、承認済みスナップショット、対象部門、判断、関係ルールを決めます。「地域ローンチ前に必要な役割は何か」などの問いを上に置きます。実線は管理、破線は助言/プロジェクト。名簿は付録へ。再編は現状と案を別日付で示し、線から専門性、評価、勤続、雇用状態を推測しません。
| 項目 | 問い | 例 |
|---|---|---|
| 聴衆 | 誰が使うか | 新入社員、経営、案件、取締役会。 |
| 基準日 | どの承認済み状態か | 9月30日承認名簿。 |
| 単位 | 含む/除く範囲 | 製品部門、地域、プログラム。 |
| 判断 | 読み手の行動 | 採用、上申、承認、調整。 |
| 関係 | 線の意味 | 実線管理、破線助言。 |
複数集団に影響する変更なら、各集団が話し合う問いと回答担当を定めた連絡計画を添えます。「顧客の上申を誰が承認するか」「製品は財務・法務とどうつながるか」も判断例です。副題や冒頭に問いを残します。
明確な会話を支える8ページ
目的と範囲
聴衆、基準日、対象部門、凡例、判断を示します。
要点
担当不在、新階層、計画チーム、引継リスクなど重要な構造上の事実を述べます。
現状
上位責任者、直属、判断に必要な階層だけを示します。
機能別
密な枝を同じ役職・線規則で部門別に分けます。
役割カード
必要な役割には使命、主要責任、判断権、状態を添えます。
協業
部門横断・助言の線を正式管理から分けます。
将来
提案、空席、暫定、廃止予定を凡例と発効日で示します。
行動と担当
次の採用、連絡、承認、確認を割り当てます。全名簿、連絡先、詳細職務記述は付録へ置きます。

枚数は聴衆と時間へ合わせ、主要説明を読みやすくし、参照詳細を付録へ置きます。
各図は責任者、左から右の直属、支援関係の順にそろえます。単独共有でも読めるよう、控えめな下部に凡例と基準日を繰り返します。
文字を縮める前に曖昧さを減らす
1役割1箱、関係ごとの線規則、余白、同階層の整列を守ります。名前は必要時のみ、同役割の複数人は承認済み人数で示せます。「現行」「空席」「暫定」「計画」を文字で示し、色だけに頼りません。密な枝は別枚へ。100%表示、投影、印刷、PDFで線とラベル、読順を確認し、テキスト説明を付けます。

| 要素 | 規則 | 確認 |
|---|---|---|
| ラベル | 役職優先、個人/場所/状態は必要時 | 2秒で識別できるか。 |
| 線 | 実線管理、破線助言/案件 | 凡例が全線を説明するか。 |
| 階層 | 同等役割を同じ線へ | 色なしで比較できるか。 |
| 枝 | 密な機能は別枚 | 100%で読めるか。 |
| 状態 | 現行、空席、暫定、計画 | 事実と案が明確か。 |
シナリオと確約を分ける
承認済み状態を比較し、将来ポストには状態、日付、ゲート、担当を付けます。何が変わり、なぜ今、何が安定し、次の承認は何かを示します。正式管理とマトリクス/プロジェクトは別図へ。不確実なら基本・加速・制約ケースを使い、想定人数を確約と混同せず、報酬、評価、個人事情を広範囲資料に入れません。
| 問い | 示すもの | 条件/確認 |
|---|---|---|
| 何が変わる | 役割、チーム、上司、場所、権限 | 承認案と発効日。 |
| なぜ今 | 開始、負荷、リスク、能力差、サービス | 証拠担当と判断記録。 |
| 何が安定 | 不変機能と上申経路 | 現状との比較。 |
| 次のゲート | 採用、予算、相談、研修、引継 | 担当、期限、承認。 |
将来の人数だけでなく構成、配置、所在地、能力、スキルを考慮します。最終ページか付録へ変更履歴を残し、更新を追跡可能にします。提案した箱がすべて採用確約になるわけではありません。
例:Northstarの地域ローンチ
架空企業は総責任者、製品、技術、顧客運用、共有財務パートナーで構成されます。地域導入責任者とサポート担当が必要でも予算は未承認。総責任者は継続、導入は予算後の計画直属、サポートは実証需要後に共有から専任、財務は助言、製品/技術は元上司を保持し一時協業線を加えます。導入を先に承認し、サポートはパイロット条件にする提案です。

| 役割 | 現状 | 目標 | 判断 |
|---|---|---|---|
| 総責任者 | 部門責任 | 継続 | 開始ゲートと優先を承認。 |
| 地域導入責任者 | 未充足 | 計画直属 | 予算後に募集。 |
| 支援担当 | 他地域と共有 | パイロット後専任 | 量と応答リスク確認。 |
| 財務 | 破線助言 | 破線助言 | 利益と採用根拠確認。 |
| 製品/技術 | 別リーダー | 上司維持、開始協業 | 一時協業ルールを公開。 |
出典付き役割リストを用意する
役職、機能、上司、関係種別、所在地、状態、判断権、発効日、出典責任者を1行にします。個人名が不要ならコードを使い、給与、評価、従業員ID、私的コメントを除き、版と基準日を付けます。
構造、テンプレート、関係を検証する
2.スタイル前に構成を確認する
目的→現状→責任→協業→将来→行動を求めます。提案役割を提案と表示し、名簿を業績評価へ変えません。重複部門を統合し、線の意味が明らかでなければ独立凡例を追加します。
3.階層を支えるテンプレートを選ぶ
構造承認後に階層、比較、時系列を検討します。テンプレートは出発点で正本ではありません。装飾写真や色だけの区別より、読めるカード、一定間隔、見える凡例を優先します。
4.役割責任者と確認する
全箱を承認名簿へ照合し、上司名/コード、空席、暫定、線、発効日、行動担当を確認します。設計に関わらない人に読順を試してもらい、人事、運用、財務、法務が関係と伝達を承認します。許可されない情報を公開しません。
5.プライバシー、読みやすさ、版を確認する
テキスト要約、コントラスト、非色の手掛かり、ラベル、版、日付、出典担当、承認、配布先を確認します。出力を開き直し、線ずれ、フォント欠落、文字切れ、古い将来枝を点検。承認名簿、履歴、最終ファイルを一緒に保存します。
よくある質問
承認済み変更ごとに更新し日付を付けます。月次/四半期確認は変更時更新の代わりではありません。役割中心にし、名前は必要かつ許可された場合のみ。破線は凡例と責任説明が必要です。将来役割は状態とゲートを持ちます。RACIは活動ごとの実行・責任・相談・共有で、組織図は正式構造を示します。
変更だけを扱うなら、現状、変更要因、提案構造、役割・能力の仮定、リスク/プライバシー、求める判断という6枚の代替順序も使えます。図の横に日付と出典を置き、8枚構成と重複して足す必要はありません。