探究学習では、興味のあることを調べられる問いに絞り、集めた情報から考えをまとめます。テーマが決まらないときは、学校や地域で気になったことから、調査できる範囲を探してみましょう。

この記事では10のテーマ案と、調査結果をスライドにまとめる方法を紹介します。課題の条件、使える時間、協力を得られる相手に合わせて選んでください。

高校生の探究学習・発表におすすめのテーマ10選!AIでスライド作成を効率化

高校生が今すぐ取り組める!探究・発表テーマ10選

まずは、探究学習やゼミ発表で使いやすいテーマを10個、具体的な切り口とともに紹介します。

探究学習 テーマ

① フードロスの現状と高校生にできること:

学校の購買や家庭で、どんな食品が余りやすいかを調べます。店舗を調査する場合は許可を得て、販売数、残った量、曜日などを記録します。「食品廃棄物」と、まだ食べられるのに捨てられる「食品ロス」を区別し、公的統計の定義に合わせて比較しましょう。

② SNSを活用した地域商店街の活性化:

地域の店が誰に情報を届けたいかを聞き、SNSで紹介する内容を考えます。営業時間や商品の情報を確認し、許可を得て投稿案を作成します。閲覧数だけで売上への効果を断定せず、店への問い合わせなど、確かめる指標を決めましょう。

③ SNS時代における「偽情報」の見極め方:

災害情報などを例に、発信元、日時、根拠、他の公的情報との一致を調べます。確認方法を手順図にし、画像の文脈や古い情報の再投稿にも注目します。誤情報を例示する場合は、そのまま事実として広めないよう明示してください。

④ AIは学習をどう変えるか?:

授業で許可された範囲で、生成AIに解説を求めたときの分かりやすさや誤りを調べます。答えを写す使い方と、自分の考えを確認する使い方を分け、学習者が説明できるかを考察しましょう。この題材を発表にまとめる際は、学校でのAI利用を場面と条件から考える方法を使い、単純な賛成・反対にまとめないようにしましょう。

⑤ eスポーツの教育的価値と可能性:

学校のeスポーツ活動の事例を調べ、目的、活動内容、必要な機材、時間管理を比較します。利点だけでなく費用や運営上の課題も聞き、どの条件で導入できるかを検討します。

⑥ 勉強の進め方と学習環境を調べる:

休憩の取り方、勉強する場所、取り組む時間帯を調べます。アンケートでは「集中できたという感想」と「行った作業」を分けて尋ね、少人数の回答から全員に最適な方法を決めつけないようにします。

⑦ 睡眠不足が高校生のパフォーマンスに与える影響:

普段の睡眠時間と学習の進め方を、生活記録や公的資料、研究から調べます。調査のために睡眠を削らず、記録には個人情報を必要以上に含めないようにします。観察だけで原因を断定せず、他の生活条件も考えましょう。

⑧ プラスチックフリーな学校生活の実現可能性:

校内で使われる容器や包装の種類と量を調べ、減らせるものを検討します。代替品の費用、衛生、回収方法も比較し、小さく試せる改善案と、効果を確認する方法を示します。

⑨ 日本独自の文化を海外に伝える工夫:

食文化や作品などから題材を一つ選び、背景を知らない相手にどう説明するかを考えます。協力者に説明を読んでもらい、分かりにくかった用語や前提を確認します。文化を一つの特徴で決めつけず、地域や個人による違いも残しましょう。

⑩ 地産地消を促進するためのブランディング戦略:

生産者への聞き取りや商品調査を基に、特産品の特徴、価格、販売先を整理します。パッケージや紹介文の案を作り、何が伝わったかを尋ねます。好意的な回答と、実際に購入する行動は区別して考察しましょう。

調査内容をスライドの下書きにする:Presenti AI

Presenti

調査した内容を発表用に整理する際は、Presentiで構成とスライドの下書きを作る方法があります。先に学校のAI利用ルールと、サービスの年齢条件や必要な同意を確認してください。

Presentiの無料プランには限られたAIクレジットがあります。文章やアウトラインを基に生成し、図表や説明を読みやすく配置できるテンプレートを選びます。

テーマや文章、Markdown、XMindなどを利用できます。Word・PDFの取り込みは有料です。生成後は、調査結果とAIが補った内容を区別し、不要な情報を削除して配置を整えます。

Presentiで原稿をスライドにまとめる6ステップ

以下の6ステップで、原稿から発表資料を作ります。編集機能の例は、Presentiの機能更新ガイドでも確認できます。

1. モード選択: 

手元の素材に合う入力方法を選びます。テーマを検討する段階なら問いと論点を、調査後なら方法、結果、出典を整理した文章を入力します。

スライド デザイン

2. 構成の確認: 

生成された構成に、調べた問い、方法、結果、考察が含まれているかを確認します。自分が調べていない内容が入っていれば、削除するか、必要な調査を追加します。

3. テンプレートの決定: 

教室の後ろからでも読める文字と図表を配置できるテンプレートを選びます。色だけで区別せず、見出しやラベルも使いましょう。

プレゼン資料作り方

4. 自動生成: 

構成とテンプレートを確認して生成を進めます。文章、数値、図表が調査内容と一致しているかを、元のメモや資料と照合します。

5. デザイン修正と美化: 

文字量が多いページは内容を分け、図や写真には説明を添えます。美化機能を使った後も、強調したい情報と出典が読めるかを確認してください。

6. エクスポート: 

提出する形式に合わせて準備します。PPTX・PDFへの書き出しは有料です。保存したファイルを開き、文字、画像、図表の表示を確認しましょう。

パワポ デザイン

調査結果と自分の考察を分けて発表する

発表では、問い、方法、結果、考察、限界を順に説明します。Presenti AIの生成画面を使う場合も、必要な項目が入るかを自分で確認してください。

図表には、調査期間、対象者数、単位、出典を添えます。アンケートなどで協力を得た場合は、目的と情報の扱いを説明し、個人が特定されない形で結果をまとめましょう。

10のテーマ案から関心のあるものを選び、まずは一つの問いに絞ります。発表練習では、調べて分かったことと、まだ分からないことを自分の言葉で説明できるかを確認してください。